男子テニスツアーの下部大会である兵庫ノア・チャレンジャー(日本/兵庫、ハード)は10日、シングルス1回戦が行われ、全日本選手権決勝で
添田豪(日本)との熱戦を制して初優勝を飾った
内山靖崇(日本)が
J・ワン(台湾)に6-2, 7-5のストレートで勝利し、2回戦へ駒を進めた。
3度ブレークされた内山だが、5本のダブルフォルトを犯したワンの隙をついて6度のブレークに成功し、1時間23分で勝利した。
2回戦では第5シードの
伊藤竜馬(日本)と
S・ロバート(フランス)の勝者と顔を合わせる。
今大会の第1シードは
J・ミルマン(オーストラリア)、第2シードは
M・エブデン(オーストラリア)、第3シードは添田豪、第4シードは
ダニエル太郎(日本)、第5シードは伊藤竜馬、第6シードは
K・クラフチュク(ロシア)、第7シードは
西岡良仁(日本)、第8シードは
B・クライン(イギリス)となっている。
日本国内で行われるATP(プロテニス選手協会)大会は楽天ジャパン・オープン、兵庫ノアチャレンジャーなどの5大会のみ。一般男子の世界ランキングポイントが取得出来る大会の兵庫ノアチャレンジャーは、日本人男子選手にとってグランドスラムに出場するために貴重な大会の1つ。
会場は兵庫県三木市のブルボンビーンズドーム。本戦は15日まで行われる。
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