男子テニスツアーのBNPパリバ・マスターズ(フランス/パリ、ハード)は4日、シングルス2回戦が行われ、第3シードの
R・フェデラー(スイス)が
A・セッピ(イタリア)を6-1, 6-1のストレートで下し、わずか47分で3回戦進出を決めた。
>>パリ・マスターズ対戦表<<両者は今回が14度目の対戦で、フェデラーはセッピとの対戦成績を13勝1敗とした。
今大会シード選手が1回戦を免除されているため、この日の2回戦が初戦だったフェデラーは、ファーストサービスが入った時に76パーセントの確率でポイントを獲得し、6度のブレークチャンスから5度ブレークに成功しての勝利となった。
3回戦では第13シードの
J・イズナー(アメリカ)と対戦する。
フェデラーは先週行われたスイス・インドア決勝で、
R・ナダル(スペイン)を下して2連覇達成と同時に、大会7度目のタイトルを獲得した。
過去同大会では2011年に決勝で
JW・ツォンガ(フランス)に勝利して大会初優勝を飾っており、昨年は準々決勝で
M・ラオニチ(カナダ)にストレートで敗れて4強入りを逃している。今回は4年ぶり大会2度のタイトル、さらに2大会連続の優勝を狙う。
一方、敗れたセッピは今大会の1回戦で
P・クエバス(ウルグアイ)を下しての勝ち上がり。今年の全豪オープンではフェデラーから初白星をあげていたが、今回は完敗となった。
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