男子テニスツアーの下部大会であるホアヒン・チャレンジャー(タイ/ホアヒン、ハード)は3日、シングルス1回戦が行われ、第8シードの
西岡良仁(日本)が
A・クドリャフツェフ(ロシア)を6-2, 7-6 (7-5)のストレートで下し、順当に2回戦進出を決めた。
この試合、第1セットでファーストサービスが入った時に86パーセントと高い確率でポイントを獲得し、2度のブレークに成功してこのセットを先取した西岡は、第2セットのタイブレークを7-5で制して1時間11分で勝利をおさめた。
2回戦では
P・ゴヨブジク(ドイツ)と対戦する。
20歳の西岡は、今年の全米オープンに予選を勝ち抜き出場を果たし、本戦1回戦で
P・H・マチュー(フランス)を撃破してグランドスラムの本戦で初勝利をあげた。
その後はATPツアーの予選、下部大会合わせて4大会出場するも、いずれも初戦敗退で苦しい状況が続いていた。今回は全米オープン以来の勝利となった。
また、同日行われたシングルス1回戦では、
杉田祐一(日本)、
守屋宏紀(日本)が共に2回戦進出を決めている。
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