テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は3日、男女シングルス2回戦が行われ、19歳の
西岡良仁(日本)と
奈良くるみ(日本)が敗れたことにより、日本勢は今大会から姿を消した。試合後、
松岡修造(日本)氏が自身の公式ブログで西岡へエールを送った。
>>全米オープン対戦表<<この日、西岡は第30シードの
T・ベルッチ(ブラジル)に0-6, 3-6, 4-6のストレートで敗れ、グランドスラム初の3回戦進出とはならなかった。
WOWOWの解説を務めていた修造氏は「最後まで良仁の良さが見えない中での敗退となってしまったのが残念だ。良仁、できれば僕がWOWOWで解説したこの試合を、しっかりと見返して欲しい。」と綴っている。
西岡は予選3試合を勝ち抜き、2年連続の本戦入りを果たした。予選3回戦では3本のマッチポイントをしのいで逆転勝利。本戦1回戦では元世界ランク12位の
P・H・マチュー(フランス)にフルセットで勝利し、グランドスラム初の勝利をあげた。
最後に修造氏は「でも!良仁、予選最終戦のあの崖っぷち状態からの奇跡の予選突破から自身初のグランドスラム1回戦突破はお見事!おめでとう!お疲れ様、そしてもっともっと強くなれ!」と西岡へエールを送った。
今大会本戦に男子から第4シードで昨年ファイナリストの
錦織圭(日本)が出場するも、まさかの初戦敗退。
女子では
土居美咲(日本)が2回戦で第12シードの
B・ベンチッチ(スイス)に3本のマッチポイントを握るも逆転負け。予選を勝ち抜き、グランドスラム初の本戦入りを果たした
日比万葉(日本)は1回戦で敗れた。
ダブルスでは
クルム伊達公子(日本)組と
青山修子(日本)組が1回戦敗退となった。
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