女子ツアー最終戦であるBNPパリバWTAファイナルズ・シンガポール(シンガポール、ハード)は30日、予選ラウンドロビンのホワイト・グループ2試合が行われ、第2シードの
G・ムグルサ(スペイン)と第4シードの
P・クヴィトバ(チェコ共和国)が準決勝進出を果たした。
ムグルサは、第4シードのクヴィトバに6-4, 4-6, 7-5のフルセットの末に勝利して予選ラウンドロビンを3勝0敗で突破し、準決勝進出を決めた。
今年のウィンブルドンで自身初となる四大大会の決勝進出を果たした22歳のムグルサ。その時は決勝戦では女王
S・ウィリアムズ(アメリカ)にストレートで敗れるも準優勝を飾った。
今回は初の最終戦出場で予選ラウンドロビンを3戦全勝でおさめるという好調さを見せている。
一方、ムグルサに敗れたクヴィトバは、同日のホワイト・グループの予選ラウンドロビンで第8シードの
L・サファロバ(チェコ共和国)が第6シードの
A・ケルバー(ドイツ)に勝利したことで、クヴィトバ・サファロバ・ケルバーの3選手が1勝2敗で並ぶ展開に。その後得失セット差で判定され、クヴィトバの準決勝進出が決まった。
今回が5年連続の出場となったクヴィトバは、2011年に初出場で初優勝を飾っている。昨年は予選で2敗し、準決勝進出を逃していた。
また、予選ラウンドロビンのレッド・グル―プでは第3シードの
M・シャラポワ(ロシア)と第5シードの
A・ラドワンスカ(ポーランド)が準決勝へ駒を進めている。
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