男子テニスツアーのスイス・インドア(スイス/バーゼル、ハード)は28日、シングルス1・2回戦が行われ、第3シードの
R・ナダル(スペイン)が
G・ディミトロフ(ブルガリア)をフルセットで下して準々決勝へ駒を進めるも、第2シードの
S・ワウリンカ(スイス)は1回戦で
I・カルロビッチ(クロアチア)に逆転で敗れて4年連続の初戦敗退となった。
>>スイス・インドア対戦表<<1回戦でカルロビッチと対戦し、6-3, 6-7 (2-7), 4-6の逆転で敗れた第2シードのワウリンカ。第1セットを先取し、第2セットの第1ゲームでブレークに成功。試合の主導権を握っていたワウリンカだったが、その後のタイブレークを落として1セットオールとなる。
ファイナルセットでも勢いに乗ったカルロビッチを止められず、最後はサービスエースを決められ幕を閉じた。試合時間は1時間48分。
過去の同大会では2011年に4強入りを果たしているワウリンカだが、その後3年連続で初戦敗退を喫しており、今回は4年連続の初戦敗退となった。10月上旬の楽天ジャパン・オープン決勝で
B・ペール(フランス)を下して今季4勝目をあげている。
同日に行われた2回戦では、第3シードのナダルがディミトロフと対戦。6-4, 4-6, 6-3のフルセットの末に下し、2年連続のベスト8進出を決めた。両者は今回が7度目の対戦で、ナダルはディミトロフとの対戦成績を7戦全勝とした。
ナダルは、昨年の同大会準々決勝で
B・チョリッチ(クロアチア)に敗れてベスト8で終わっている。今回は1回戦で
L・ロソル(チェコ共和国)に大苦戦するも勝利して2回戦へ駒を進めていた。
また、第4シードの
K・アンダーソン(南アフリカ)、第7シードの
M・チリッチ(クロアチア)、若手選手の
J・ソック(アメリカ)、
T・ガバシュビリ(ロシア)が初戦突破。昨年準優勝で第8シードの
D・ゴファン(ベルギー)は準々決勝進出を果たした。
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