女子ツアー最終戦であるBNPパリバWTAファイナルズ・シンガポール(シンガポール、ハード)は28日、予選ラウンドロビンのホワイト・グループ2試合が行われ、第4シードの
P・クヴィトバ(チェコ共和国)が同胞で第8シードの
L・サファロバ(チェコ共和国)を7-5, 7-5のストレートで下して1勝をあげ、準決勝進出に望みをつないだ。
両者は今回が8度目の対戦となり、クヴィトバはサファロバとの対戦成績を8勝0敗とした。
この試合、クヴィトバはファーストサービスが入った48本中36本をポイントにつなげ、サファロバのサービスゲームを7度のブレークチャンスから4度ブレークし、1時間47分で勝利を決めた。
試合後、クヴィトバとサファロバは抱き合い、お互いを称え合った。
今回が5年連続の出場となったクヴィトバは、2011年に初出場で初優勝を飾っている。昨年は予選で2敗し、準決勝進出とはならなかった。
今大会はホワイト・グループとなり、予選1試合目で第6シードの
A・ケルバー(ドイツ)にストレートで敗れていたが、今回はサファロバを下して1勝1敗で準決勝進出に望みをつないだ。
また、同日行われたホワイト・グループの予選ラウンドロビンでは、第2シードの
G・ムグルサ(スペイン)が第6シードのケルバーを6-4, 6-4のストレートで下して2勝目をあげ、準決勝進出に大きく前進した。
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