女子ツアー最終戦であるBNPパリバWTAファイナルズ・シンガポール(シンガポール、ハード)は大会初日のオープニング・マッチに、第1シードの
S・ハレプ(ルーマニア)が今年の全米オープン・チャンピオンの
F・ペネッタ(イタリア)に6-0, 6-3の快勝で初戦を白星で飾った。
第1セットの第1ゲームから7ゲームを連取する猛攻を見せた昨年の準優勝者であるハレプは「ここではベストのテニスが出来ると感じている。」と、大会との相性の良さを感じていた。
ハレプは第2セットにペネッタに握られた2度のブレークポイントをしのぐと、ペネッタから試合を通して4度のブレークを奪い1時間10分で勝利を手にした。
1週間前に今大会への出場権を獲得したペネッタは、ハレプと今年の全米オープン準決勝で対戦しており、その時は勝利を飾っていたが今回はハレプの勢いを止めることが出来なかった。
「全米オープンの時のようなゲーム展開を今日は彼女(ペネッタ)にさせなかった。今日はしっかり試合への準備も出来ていたし、どう戦うかちゃんと把握して試合に臨んでいた。」とハレプは、前回の敗戦へのリベンジを果たしていた。
(STATS - AP)
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