テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は11日、女子シングルス準決勝が行われ、第26シードの
F・ペネッタ(イタリア)が第2シードの
S・ハレプ(ルーマニア)を6-1, 6-3のストレートで下し、四大大会初の決勝進出を果たした。
>>全米オープン対戦表<<この試合、ペネッタは第1セットで強烈なストロークを武器に世界ランク2位のハレプを圧倒。第2セットもペネッタの勢いは止まらず、最後はフォアハンドのウィナーを決めて試合に終止符を打った。
決勝では第1シードで世界ランク1位の
S・ウィリアムズ(アメリカ)と同胞の
R・ビンチ(イタリア)の勝者と対戦する。
33歳のペネッタはこれまでツアー10勝を飾っており、グランドスラムでは2013年の全米オープン4強が最高成績だった。世界ランキングでは2009年の10位が自己最高位。
今回はイタリア人として2010年の全仏オープンで優勝した
F・スキアボーネ(イタリア)以来5年ぶりのグランドスラム優勝を狙う。
一方、敗れたハレプは準々決勝で第20シードの
V・アザレンカ(ベラルーシ)をフルセットで下し、全米オープン初のベスト4進出を果たしていた。グランドスラムでは2014年の全仏オープン準優勝が最高の成績。
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