女子テニスツアーのBGL・BNPパリバ・ルクセンブルグ・オープン(ルクセンブルグ、 ハード)は25日、シングルス決勝が行われ、世界ランク92位の
土居美咲(日本)が同55位の
M・バーテル(ドイツ)を6-4, 6-7 (7-9), 6-0のフルセットで下し、自身初のツアー優勝を飾った。これは日本勢女子で10人目のツアー優勝となった。
決勝戦、第1セットの第1ゲームでいきなりバーテルのサービスゲームでブレークした土居は勢いに乗り、セットを先取する。第2セットはタイブレークの末に落とすも、ファイナルセットで土居は3度のブレークに成功し、1時間52分で勝利した。
自身の公式ブログを更新した土居はタイトルを「やりましたーーー!!」と題し「ルクセンブルク、優勝しましたーーー!!WTAシングルス初優勝です!!」と喜びを綴った。
続けて、決勝戦については「そして今日、セカンドセットをタイブレークであと少しというところで落とし、ファイナルセットに突入しました。嫌なムードもありましたが、最後までメンタル、フィジカル共にタフに戦えたと思います!」と土居。
今大会では初戦で元世界ランク9位の
A・ペトコビッチ(ドイツ)、準々決勝では同1位の
J・ヤンコビッチ(セルビア)を破る金星をあげる快進撃を見せていた。
今年は日本勢で
日比野菜緒(日本)がタシケント・オープンでツアー初優勝を飾った。昨年は
奈良くるみ(日本)がリオ・オープンで初のタイトルを獲得している。
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