男子テニスツアーの上海マスターズ(中国/上海、ハード)は15日、シングルス3回戦が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が第15シードの
F・ロペス(スペイン)を6-2, 6-3のストレートで下して危なげなくベスト8進出、2年ぶり3度目の優勝に向けまた1つ前進した。
>>上海マスターズ対戦表<<ジョコビッチは今回の勝利で対ロペスの成績を7勝0敗とした。
両者は9月の全米オープン準々決勝でも対戦し、1セットを落とす苦しい戦いとなるもジョコビッチが勝利。その後は4年ぶりの全米制覇を成し遂げた。
準々決勝では、第11シードの
R・ガスケ(フランス)と世界ランク20位の
B・トミック(オーストラリア)の勝者と対戦する。
世界ランク1位のジョコビッチは、前週のチャイナ・オープン決勝で
R・ナダル(スペイン)を破り今季8度目の優勝を飾った。そのため、ジョコビッチは全米オープンから現在まで14連勝となっている。
上海マスターズには今回が6度目の出場。2012・2013年に2連覇を果たすも、昨年は準決勝で
R・フェデラー(スイス)にストレートで敗れて3連覇を逃した。
今回、昨年覇者のフェデラーは第2シードで出場するも、初戦の2回戦で
A・ラモス=ヴィノラス(スペイン)に敗れて既に大会から姿を消している。その他のシード勢では第7シードの
D・フェレール(スペイン)が同じく2回戦でトミックに初戦敗退した。
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