男子テニスツアーの上海マスターズ(中国/上海、ハード)は14日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク32位の
N・キリオス(オーストラリア)に1-6, 6-4, 6-4の逆転で勝利し2年ぶりの3回戦進出を決めた第6シードの
錦織圭(日本)が、試合後のオンコート・インタビューで試合を振り返った。
>>上海マスターズ対戦表<<GAORAの中継で、試合後に「あまり良い出だしではなく、1セット目はかなり相手のアグレッシブなプレーにおされていた。」と語った錦織。
この試合、第1セットからエンジン全開のキリオスに5ゲーム連取を許した錦織。挽回の糸口を見いだせず、このセットを落とし追い込まれる展開となる。
しかし「なんとか2セット目から少し落ち着いてプレーが出来て、ボールも入るようになってきた。」と話すように、徐々に調子を上げてきた錦織は、キリオスの強烈なサービスにも対応し、第2セットを取って1セットオールにする。
ファイナルセットでは、両者サービスキープが続くも第10ゲームでブレークに成功した錦織が勝利を手にした。錦織自身も「特にファイナルでは最後の少ないチャンスでマッチポイントを取れて良かったです。」と話していた。
3回戦では、第12シードの
K・アンダーソン(南アフリカ)と
F・フォニュイーニ(イタリア)の勝者と対戦する。
(コメントはGAORAから抜粋)
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