男子テニスの12日付ATP世界ランキングが発表され、先日まで有明で行われていた楽天ジャパン・オープンの準決勝で昨年覇者の
錦織圭(日本)に逆転勝利し、大会初の決勝進出を決めた
B・ペール(フランス)が前回から7つ上げ25位に浮上。自己最高位となる24位まで目前に迫った。
ペールは今年の全米オープン1回戦でも錦織を逆転で破り、その後も快進撃を見せて四大大会初のベスト16進出を決めていた。
そして今回、3年ぶりに楽天ジャパン・オープンに出場し、第8シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)、
N・キリオス(オーストラリア)らを下してベスト4進出。準決勝ではディフェンディング・チャンピオンの錦織にまたも逆転勝利をおさめ、決勝では
S・ワウリンカ(スイス)にストレートで敗れるも大会初の準優勝を飾った。
26歳のペールは、2013年8月に自己最高位となる24位を記録しており、今回は25位に浮上と自己最高位まであと1歩に迫った。
一方、ペールに準決勝で敗れた錦織は、大会2連覇を逃すも前回と変わらず6位となった。
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