男子テニスツアーのチャイナ・オープン(中国/北京、ハード)は11日、シングルス決勝が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が第3シードの
R・ナダル(スペイン)を6-2, 6-2のストレートで下し、4連覇達成と同時に大会6度目の優勝を飾った。また今季8勝目、キャリア通算56度目のタイトル獲得となった。
通算45度目の激突となった両者。ジョコビッチは対ナダル戦を22勝23敗とした。
世界ランク1位のジョコビッチは今年のグランドスラムで全豪オープン・ウィンブルドン・全米オープンの3大会で優勝を飾るなど圧倒的な強さを見せている。
一方、準優勝のナダルは今季4勝目とはならなかった。
今年、元王者のナダルは不振が続いており、過去2度の優勝を誇るウィンブルドンでは2回戦敗退、全米オープンでは3回戦で2セットアップからの大逆転負けを喫した。さらに今シーズンは2004年以来グランドスラム無冠となっている。
今後ジョコビッチとナダルは11日から開幕した上海マスターズに出場予定。
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