男子テニスツアーの楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード)は6日、シングルス1回戦が行われ、
F・ベルダスコ(スペイン)は
M・バグダティス(キプロス)との元トップ10対決に5-7, 1-6のストレートで敗れ、初戦で姿を消した。
この試合、ベルダスコはキレのあるフォアハンドのウィナーを決めるも、第12ゲームでバグダティスにブレークを許して第1セットを落とす。第2セットでは第1ゲームでブレークされて試合の主導権をバグダティスに握られ、1時間16分で敗れた。
31歳のベルダスコは、これまでキャリア通算6勝をあげており、世界ランキングでは2009年に7位まで上り詰めた実力者。グランドスラムでは2009年の全豪オープンベスト4進出が最高成績で、その時は準決勝で
R・ナダル(スペイン)に死闘の末に敗れた。
今大会では
R・ガスケ(フランス)とのダブルスにも出場しており、初戦を突破している。
一方、勝利した30歳のバグダティスは、2回戦で第8シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)と
B・ペール(フランス)の勝者と対戦する。
元世界ランク8位のバグタティスは2010年シドニー大会以来タイトルから遠ざかっている。今大会では5年ぶりのタイトルを目指す。
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