女子テニスツアーの武漢オープン(中国/武漢、ハード)は30日、シングルス3回戦が行われ、第1シードの
S・ハレプ(ルーマニア)、第3シードで昨年覇者の
P・クヴィトバ(チェコ共和国)、第7シードの
C・スアレス・ナバロ(スペイン)、第9シードの
A・イバノビッチ(セルビア)ら上位シード勢が早期敗退を喫した。
ハレプは予選勝ち上がりの
J・コンタ(英国)に3-6, 6-3, 5-7のフルセットで敗れた。
今季3勝をあげている世界ランク2位のハレプは、全米オープンでは4強入りを果たすも、広州国際女子オープンの準々決勝で敗れてベスト4進出を逃していた。
また、昨年の同大会では初戦となった2回戦で
G・ムグルサ(スペイン)に敗れて初戦で姿を消していた。
2連覇を狙っていたクヴィトバは、今回3回戦で第13シードの
R・ビンチ(イタリア)に6-7 (3-7), 2-6のストレートで敗退。昨年は決勝で
E・ブシャール(カナダ)を下して大会初優勝を飾っていたが、今回は今年の全米オープン準優勝者のビンチに敗れて連覇を阻まれた。
スアレス・ナバロは、
V・ウィリアムズ(アメリカ)に3-6, 4-6のストレートで敗れ、ベスト8進出を前に姿を消した。
スアレス・ナバロは、今季の前半戦で好成績を残していたが、7大会連続で初戦敗退を喫すなど苦しい状況が続いていた。先日の東レ・パン・パシフィック・オープンテニスで連敗をストップしたが、2回戦で
D・チブルコワ(スロバキア)に敗れていた。
一方、勝利した元女王のウィリアムズは、今大会2回戦で勝利したことによりキャリア通算700勝目を達成していた。
また、第4シードの
C・ウォズニアキ(デンマーク)、先週の東レ・パン・パシフィック・オープンテニスで今季初優勝を飾った第10シードの
A・ラドワンスカ(ポーランド)が既に早期敗退を喫しており、第2シードの
M・シャラポワ(ロシア)は左腕の負傷により棄権を申し入れ2回戦で姿を消している。
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