女子テニスツアーの東レ・パン・パシフィック・オープンテニス(東京/有明コロシアム、ハード)は25日、シングルス準々決勝が行われ、昨年覇者で第2シードの
A・イバノビッチ(セルビア)は世界ランク48位の
D・チブルコワ(スロバキア)に6-7 (5-7), 3-6のストレートで敗れ、大会2連覇とはならなかった。
>>東レPPO対戦表<<この試合、第1セットのタイブレークでイバノビッチはチブルコワにバックハンドのダウン・ザ・ラインを決められるなどでセットカウント0-1とする。
第2セットでもポイント間で素振りなどをして挽回の糸口を見つけようとするが勢いに乗るチブルコワを止められず、最後はフォアハンドをネットにかけてしまいゲームセットとなった。
元世界ランク1位のイバノビッチはキャリア通算15勝を誇り、昨年の東レ・パン・パシフィック・オープンテニスでは決勝で
C・ウォズニアキ(デンマーク)をストレートで下して初優勝を飾った。
一方、イバノビッチの2連覇を阻止した元世界ランク10位のチブルコワはキャリア通算4勝をあげており、2014年の全豪オープンでは準優勝を果たしている。
準決勝では第7シードの
A・ラドワンスカ(ポーランド)と対戦する。ラドワンスカは準々決勝で第4シードの
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)をストレートで下しての勝ち上がり。
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