女子テニスツアーの東レ・パン・パシフィック・オープンテニス(東京/有明コロシアム、ハード)は25日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク6位で第1シードの
C・ウォズニアキ(デンマーク)が同9位で第5シードの
A・ケルバー(ドイツ)を6-2, 2-6, 6-3のフルセットで下し、準決勝へ駒を進めた。
>>東レPPO対戦表<<この試合の第1セット、終始主導権を握っていたウォズニアキは、ケルバーに1度もブレークチャンスを与えない試合を展開しこのセットを先取。しかし、第2セットで先にブレークするもその後ケルバーに3度のブレークを許して1セットオールとなってしまう。
第3セットでも接戦となったが、ウォズニアキが2度のブレークに成功して2時間12分で勝利を手にした。
両者は今回11度目の対戦で、ウォズニアキは今回の勝利により対ケルバー戦を5勝6敗とした。
準決勝では、同日の準々決勝で第3シードの
G・ムグルサ(スペイン)を下した第8シードの
B・ベンチッチ(スイス)と対戦する。
25歳のウォズニアキは、キャリア通算23勝を誇り、2010年には世界ランク1位にのぼりつめた実力者。昨年の同大会決勝では
A・イバノビッチ(セルビア)にストレートで敗れるも準優勝を飾っている。
一方、敗れたケルバーは2013年の同大会で準優勝を飾っており、昨年は準決勝で敗れて姿を消した。
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