女子テニスツアーの東レ・パン・パシフィック・オープンテニス(東京/有明コロシアム、ハード)は24日、シングルス2回戦が行われ、昨年覇者で第2シードの
A・イバノビッチ(セルビア)は世界ランク36位の
C・ジョルジ(イタリア)を7-5, 6-2のストレートで下し、2連覇へ前進した。
>>東レPPO対戦表<<イバノビッチにとって初戦となったこの試合、第1セットでジョルジの強打に苦戦しながらも第12ゲームではリターンエースを3本連続で決めてゲームカウント7-5で先取。
第2セットでは先にジョルジにリードを許すもそこから挽回し、試合の流れを掴んだイバノビッチが1時間39分で勝利した。
準々決勝では、2回戦で第6シードの
C・スアレス・ナバロ(スペイン)を下した世界ランク48位の
D・チブルコワ(スロバキア)と対戦する。
試合後のオンコート・インタビューでは「集中して勝てて良かった。去年は特に良い結果が出せた。今年もこうやって戻ってこれて嬉しい。」と話していた。
世界ランク12位のイバノビッチは、2008年に世界ランク1位までのぼりつめた実力者で、キャリア通算15勝を誇る。
同大会には2006年から10年連続で出場しており、昨年は決勝で
C・ウォズニアキ(デンマーク)をストレートで下して念願の初優勝を飾った。
今季は未だタイトル獲得には至っていないため、今季初、大会2連覇を狙う。
一方、敗れたジョルジは現在23歳で、今年の6月にキャリア初の優勝を飾っている。
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