女子テニスツアーの東レ・パン・パシフィック・オープンテニス(東京/有明コロシアム、ハード)は24日、シングルス2回戦で世界ランク80位の
奈良くるみ(日本)が同11位で第4シードの
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)に2-6, 4-6のストレートで敗れてベスト8進出を逃した。試合後の会見で奈良は、今回の試合と自身の今後について話した。
>>東レPPO対戦表<<「自分的には良いプレーが出来ましたし、要所で自分の良いテニスは出せたかなとは思いますけど、ただやっぱり相手は強かったです。」と話した奈良。
第2セットでは、ゲームカウント4-1とリードする場面も見られたが、身長186センチのプリスコバが放つ高い打点からの強打に苦戦を強いられた。
プリスコバと約30センチもの身長差がある奈良は「ストローク戦では、後半は私も良いプレーが出来ていたので、ラリー戦にもっていければ自分に分があったかなとは思います。」と、身長差をマイナスに捉えず、ポジティブな考え方をしていた。
試合については「自分からミスしてはいけない場面でミスしてしまったと思いますし、大事なところで相手の方が安定していたところで差が出来てしまったと思う。トップの選手に勝ちきっていくには、大事な時こそ自分のいつもどおりのプレーをしていかなきゃいけないと思います。」と話していた。
また、今後の自身のプレースタイルについて問われると「相手がハードヒッターだったりする時、やっぱりブレてはいけないのは私が一本でエースを取りにいくテニスなどをしてしまうと勝っていけないかなと。」
「今やっているテニスからはブレずに、サービスだったりをもっともっとクオリティを出していかないといけないと思います。そこを出して、今の自分の粘りのテニスだったり、フットワークを活かすテニスっていうのをもっとクオリティ高く出来るようになっていきたいです。」と、意気込みを述べていた。
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