女子テニスツアーの東レ・パン・パシフィック・オープンテニス(東京/有明コロシアム、ハード)は22日、シングルス1回戦が行われ、第8シードの
B・ベンチッチ(スイス)が予選勝ち上がりのY・シュ(中国)を6-0, 6-0のダブルベーグルで下し、わずか43分で2回戦進出を決めた。
この試合、ベンチッチはファーストサービスが入った時に82パーセントと高い確率でポイントを獲得。リターンでも積極的に攻めて終始指導権を握り、43分で勝利をおさめた。
2回戦では
S・ストーサー(オーストラリア)と対戦する。
18歳のベンチッチは、8月に行われたAEGON国際女子でツアー初のタイトルを獲得。ウィンブルドンでは元女王
V・アザレンカ(ベラルーシ)に敗れるも4回戦進出を果たした。
その後はロジャーズ・カップ女子で、
A・イバノビッチ(セルビア)、女王
S・ウィリアムズ(アメリカ)らを破り、決勝で
S・ハレプ(ルーマニア)の途中棄権でツアー2勝目を飾った。
大会後に発表された世界ランキングでは、自己最高位となる12位を記録し、念願のトップ入りに近づいた。
過去同大会では2013・2014年に出場しているが、いずれも2回戦で敗れて早期敗退を喫している。
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