女子テニスツアーの東レ・パン・パシフィック・オープンテニス(東京/有明コロシアム、ハード)は21日、本戦出場をかけた予選最終戦が行われ、予選第8シードの
尾崎里紗(日本)が予選第1シードの
A・コニュー(クロアチア)に4-6, 0-6のストレートで敗れて2年ぶりの本戦出場を逃した。
センターコートで行われたこの試合、尾崎は第1セットの第3ゲームでコニューに先にブレークを許すも、続く第4ゲームでブレークバックに成功。しかし、コニューの強烈なサービスと鋭いストロークに苦戦し第1セットを落としてしまう。
その後、第2セットの第1ゲームでブレークを許した尾崎は、そのまま挽回の糸口を見いだせず1ゲームも取れないまま1時間4分で敗れた。
20歳の尾崎は、2013年の同大会で予選2試合を勝ち抜き本戦に出場。昨年は予選1回戦でコニューを下すも、続く2回戦で
波形純理(日本)に敗れて本戦入りを逃していた。今回は2年ぶりの本戦出場を狙うもコニューにリベンジを許す形となってしまった。
一方、勝利した18歳のコニューは、今大会の予選2回戦で
澤柳璃子(日本)を下しての勝ち上がり。昨年始めて同大会の予選に出場するも尾崎に敗れて初戦敗退。今年は2度目の挑戦で初の本戦出場を決めた。
昨年のリベンジを果たし本戦出場を決めたコニュー
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