女子テニスツアーで有明にて開催されているジャパン・ウィメンズ・オープンテニス2015(日本/東京、ハード)は17日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク78位の
奈良くるみ(日本)が同113位の
シェ・シュウェイ(台湾)に2-6, 4-6のストレートで敗れて準々決勝進出とはならなかった。
この試合、奈良は第1セットからシュウェイに終始主導権を握られた。このセットでは3度のブレークチャンスをいずれも活かすことが出来ずに落とし、第2セットでは4ゲーム連取を許してしまう。その後、挽回を試みるも及ばず1時間11分で敗れた。
奈良は今大会、1回戦で世界ランク79位の
A・ミトゥ(ルーマニア)を下しての勝ち上がりだった。
今年の全米オープン1回戦で第27シードの
A・コルネ(フランス)を逆転で下し3年連続の初戦突破を果たした奈良。グランドスラムでは、2013年の全米オープンと2014年の全豪オープンの3回戦進出が自己最高成績となっている。
今大会に出場していた日本勢では
土居美咲(日本)、
桑田寛子(日本)、
大坂なおみ(日本)の3選手が初戦敗退。そして、奈良と
クルム伊達公子(日本)、
日比野菜緒(日本)、
尾崎里紗(日本)の4選手が2回戦で敗れた。
シングルスの日本勢は全滅となったが、ダブルスでは土居/ 奈良組が準決勝へ駒を進めている。
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