女子テニスツアーで有明にて開催されているジャパン・ウィメンズ・オープンテニス2015(日本/東京、ハード)は15日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク78位の
奈良くるみ(日本)が同79位の
A・ミトゥ(ルーマニア)を6-1, 6-4のストレートで下し、2回戦進出を果たした。
この試合の第1セット、奈良はミトゥに1度もブレークチャンスを与えず2度のブレークに成功してこのセットを先取。続く第2セットでも、主導権を握った奈良が振りきり1時間11分で勝利した。
2回戦では、1回戦で第8シードの
P・エルコグ(スロベニア)を下した世界ランク113位の
シェ・シュウェイ(台湾)と対戦する。
奈良は、今年の全米オープン1回戦で第27シードの
A・コルネ(フランス)を逆転で下して3年連続の初戦突破。しかし、2回戦で予選勝者の
S・ロジャース(アメリカ)に敗れて姿を消した。
グランドスラムでは、2013年の全米オープンと2014年の全豪オープンの3回戦進出が自己最高成績となっている。
また、同日の1回戦では主催者推薦で出場の
日比野菜緒(日本)と予選勝ち上がりの
尾崎里紗(日本)が2回戦進出。予選勝者の
桑田寛子(日本)と
大坂なおみ(日本)が初戦敗退となった。
14日に行われた1回戦では、
土居美咲(日本)と
クルム伊達公子(日本)の日本人対決となり、クルム伊達が土居を破って2回戦へ駒を進めている。
■関連ニュース■
・奈良「すごくアウェー」制す・奈良くるみ 逆転でシード破る・日本勢1週目で全滅 奈良敗退