テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は3日、女子シングルス2回戦が行われ、
奈良くるみ(日本)は予選勝者の
S・ロジャース(アメリカ)に4-6, 4-6のストレートで敗れ、2年ぶり2度目の3回戦進出とはならなかった。この結果、日本勢はシングルス・ダブルスで今大会から姿を消した。
この試合、ロジャースの強打におされた奈良は第1セットを落とし、第2セットでは最後サービスエースを決められ、1時間38分で敗退した。
奈良は1回戦で第27シードの
A・コルネ(フランス)をフルセットで下し、3年連続の初戦突破を果たしていた。
グランドスラム自己最高成績は2013年の全米オープンと2014年の全豪オープンの3回戦進出。今年は全豪オープンで初戦敗退、全仏オープンとウィンブルドンで2回戦へ駒を進めた。
その他の女子日本勢では、
土居美咲(日本)が2回戦で第12シードの
B・ベンチッチ(スイス)に対し3本のマッチポイントを握るも逆転負け。予選を勝ち抜き、グランドスラム初の本戦入りを果たした
日比万葉(日本)は1回戦で敗れた。
男子では第4シードで昨年ファイナリストの
錦織圭(日本)がまさかの初戦敗退、予選勝者の
西岡良仁(日本)は2回戦で第30シードの
T・ベルッチ(ブラジル)に敗れた。
ダブルスでは
クルム伊達公子(日本)組と
青山修子(日本)組が1回戦敗退となった。
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