男子テニスツアーのATPワールドツアー・ファイナル(イギリス/ロンドン、ハード)の出場権をかけた「RACE TO LONDON」(最終戦出場ランキング)が14日に発表され、全米オープンで初戦敗退となった
錦織圭(日本)は前回から1つ下げて6位に後退。7位の
R・ナダル(スペイン)とのポイント差は50ポイントとなった。
昨年の全米オープンで、
N・ジョコビッチ(セルビア)らを破り日本人初となるグランドスラム準優勝の快挙を成し遂げた錦織。今年は日本人で男女を通じて初の第4シードで出場するも、1回戦で
B・ペール(フランス)にフルセットの末に敗れて初戦敗退を喫した。そのため、今回は
T・ベルディヒ(チェコ共和国)に抜かれ6位に後退となった。
7位のナダルは、全米オープン3回戦で
F・フォニュイーニ(イタリア)に2セットアップから大逆転負けを喫したが、ランキングは変動ないものの90ポイント加算され、6位の錦織とは50ポイント差に迫った。
また、1位のジョコビッチ、2位の
A・マレー(英国)、3位の
R・フェデラー(スイス)、4位の
S・ワウリンカ(スイス)の4選手は既に最終戦出場が決定しており、残りは4枠となった。
最終戦出場ランキングは以下の通り。
1位:N・ジョコビッチ 12,785ポイント
2位:A・マレー 7,370ポイント
3位:R・フェデラー 6,725ポイント
4位:S・ワウリンカ 5,500ポイント
5位:T・ベルディヒ 3,850ポイント
6位:錦織圭 3,765ポイント
7位:R・ナダル 3,715ポイント
8位:
D・フェレール(スペイン) 3,005ポイント
以上8選手が、現在の段階で最終戦出場が圏内となっている。
また、10位までの選手は以下の通り。
9位:
R・ガスケ(フランス) 2,355ポイント
10位:
K・アンダーソン(南アフリカ) 2,205ポイント
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