テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は13日、車いすテニスの男子シングルス決勝が行われ、第1シードの
国枝慎吾(日本)がS・ウデ(フランス)に6-7 (4-7), 6-3, 6-2の逆転で勝利して優勝、2連覇を成し遂げた。
>>全米オープン対戦表<<今年は全豪オープン単複、全仏オープン単複と出場したグランドスラムで負けなしの国枝は、ダブルスのみのウィンブルドンで今季初の敗戦を喫した。
さらに今大会のダブルスには、シングルス準決勝で対戦したJ・ジェラール(ベルギー)とペアを組むも初戦で敗退。
王者として、今季最後のグランドスラムである今大会で何としてでもタイトルを獲得したい国枝だった。
迎えた決勝戦、第1セットを接戦の末に62分で落とすも、第2セットでは5度のブレークチャンスから4度のブレークに成功し、セットカウント1-1とする。
ファイナルセットではウデに1度もブレークを許さないサービスゲームを展開した国枝は、このセットだけで17本のウィナーを決めて2時間27分で2年連続の優勝を果たした。
また、今大会の女子シングルスでは
上地結衣(日本)が決勝へ駒を進めている。
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