テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は7日、男子シングルス4回戦が行われ、7年ぶり6度目のタイトル獲得を狙う第2シードの
R・フェデラー(スイス)が第13シードの
J・イズナー(アメリカ)を7-6 (7-0), 7-6 (8-6), 7-5のストレートで下し、四大大会では46度目のベスト8進出を決めた。
>>全米オープン対戦表<<両者は今回が6度目の対戦となり、フェデラーはイズナーとの対戦成績を5勝1敗とした。
フェデラーはこの試合、イズナーの足を止めるドロップショット、ブレークのピンチを迎えた時はコースをついたサービスなどで貫録を見せつけ、第3セット最後のゲームでブレークに成功してストレートで勝利を決めた。
また、第2セットのタイブレークでは勝負どころでリターンエースを決め、イズナーを脱帽させるプレーを披露した。
準々決勝では第12シードの
R・ガスケ(フランス)と対戦する。
世界ランク2位のフェデラーは、過去同大会で2004年から2008年まで5連覇を達成している。
今大会は1回戦で
L・マイェール(アルゼンチン)、2回戦で
S・ダルシス(ベルギー)、3回戦で第29シードの
P・コールシュライバー(ドイツ)をそれぞれストレートで下し、ここまで順当に勝ち上がってきた。
一方、イズナーは今回のアメリカのハードコートシーズンでは、アトランタで大会3連覇達成、シティ・オープンでは決勝で
錦織圭(日本)に敗れるも準優勝を飾っている。
さらにマスターズ大会では、モントリオールで8強入りを果たすも、シンシナティは1回戦で同胞の
S・クエリー(アメリカ)に敗れて初戦で姿を消していた。
■関連ニュース■
・フェデラー 新戦術誕生の秘話・フェデラーの驚異語るジョコ・イズナー 錦織を「世界トップ」