テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は2日、男子シングルス2回戦が行われ、大会2年ぶり3度目の優勝を狙う第8シードの
R・ナダル(スペイン)が
D・シュワルツマン(アルゼンチン)に7-6 (7-5), 6-3, 7-5のストレートで勝利し、3回戦進出を決めた。
>>全米オープン対戦表<<この試合、ナダルは38本のウィナーを決めたが、40本もの凡ミスを犯した。ファーストサービスが入った時に75パーセントの確率でポイントを獲得し、6度のブレークに成功。本調子ではなかったものの、2時間40分で勝利を決めた。
3回戦では、第32シードの
F・フォニュイーニ(イタリア)と対戦する。
フォニュイーニとは今季だけで3度対戦しており、リオとバルセロナで2連敗していたが、ハンブルグの決勝では連敗をストップして優勝を飾った。
世界ランク8位のナダルはキャリア通算67勝を誇り、今季は3勝をあげている。
クレーコートで絶対的強さを誇るナダルであったが、今年の全仏オープン準々決勝で世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)に敗れ、大会2度目の敗戦を喫した。その後ウィンブルドンでは2回戦で
D・ブラウン(ドイツ)に敗れて早期敗退。
過去の全米オープンでは2010・2013年と2度タイトルを獲得しており、昨年は右手首の怪我により欠場。今回は2年ぶり3度目の優勝を狙う。
■関連ニュース■
・ナダル 昨年のリベンジ果たす・ナダル 初戦は「厳しい試合」・ナダル BIG4で生き残るには