テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は1日、男子シングルス1回戦が行われ、17歳の
A・ルブレフ(ロシア)は第15シードの
K・アンダーソン(南アフリカ)に6-7 (1-7), 7-6 (7-5), 5-7, 3-6で敗れ、四大大会初の2回戦進出とはならなかった。
>>全米オープン対戦表<<今大会は予選3試合を勝ち抜き、グランドスラム初の本戦入りを果たしたルブレフ。本戦1回戦ではキレのあるショットでアンダーソンを苦しめた。
ルブレフは今年のバルセロナ・オープンで元世界ランク7位の
F・ベルダスコ(スペイン)を破り注目を集めた。体は細いがショットの威力は抜群で、思い切りの良いストロークが持ち味。
7月の国別対抗戦デビスカップではシングルスで勝利をあげ、ロシアのワールドグループ入替戦(プレーオフ)進出に貢献した。
メンタルやフィジカル面の課題はあるが、今後活躍するに違いないルブレフは注目の若手選手。
一方、勝利したアンダーソンは今大会直前のウィンストン・セーラム・オープンで約3年半ぶりにツアー優勝を飾っている。また、今年のウィンブルドンでは4回戦で世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)に対し、2セットアップとするも逆転で敗れグランドスラム初のベスト8進出を逃していた。
今大会2回戦では
A・クライチェック(アメリカ)と対戦する。
>>全米オープン対戦表<<
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