ダンロップ全日本ジュニアテニス選手権は17日、18歳以下男子シングルス決勝が行われ、第6シードの
小林雅哉(日本)(関東/グリーンテニスプラザ)が第2シードの
綿貫陽介(日本)(関東・グローバルプロテニスアカデミー)に6-4, 3-6, 6-2のフルセットで勝利し、優勝を飾った。
決勝戦は雨による中断が挟むも、小林は集中力を切らさず、緩急をつけたクレバーなテニスでタイトルを獲得した。表彰式のスピーチで「優勝出来て、本当に嬉しいです。決勝の相手の綿貫くんに今大会でリベンジ出来て嬉しいです。」と述べた。
今後については「これから全日本テニス選手権があるので、それに向けて頑張りたいと思います。」と小林。
小林は、昨年準優勝のインターハイ(全国高等学校総合体育大会)個人戦シングルスに、今年は第1シードで出場するも4回戦で敗れた。しかし、今回の優勝でその悔しさを払拭した。
今大会では準々決勝で第4シードの
徳田廉大(日本)(関東/荏原SSC)、準決勝では第1シードの
山崎純平(日本)をそれぞれストレートで破り、綿貫との決勝へ駒を進めていた。唯一セットを落としたのは2回戦の安上昂志(九州/柳川高)のみ。
一方、準優勝の綿貫は、準決勝で昨年優勝を飾った第3シードの
高橋悠介(日本)(関東/荏原SSC)にストレートで勝利し、決勝へ進出していた。
ダンロップ全日本ジュニアテニス選手権18歳以下男子シングルスの歴代優勝者は、現在 世界で活躍しており2006年は
杉田祐一(日本)、2008年は
守屋宏紀(日本)が優勝を飾っている。
■関連ニュース■
・全日本Jr 小林が優勝、綿貫破る・全日本Jr 小林が山崎を破る・全日本Jr 小林が徳田に勝利