男子テニスツアーのロジャーズ・カップ(カナダ/モントリオール、ハード)は13日、シングルス3回戦が行われ、マスターズ初優勝を狙う第4シードの
錦織圭(日本)が第13シードの
D・ゴファン(ベルギー)を6-4, 6-4のストレートで下して大会初のベスト8進出を決めた。この試合、第2セットの第5ゲームで錦織はゴファンの頭上を越す股抜きのスーパーショットを披露して観客を沸かせた。
この試合、錦織は30本のウィナーと10本のサービスエースを決め、ファーストサービスが入った時に86パーセントと高い確率でポイントを獲得。ゴファンに2度のブレークチャンスを与えるもすべてしのぎ、自身は2度のブレークに成功して1時間25分で勝利を手にした。
錦織の股抜きショットは第2セットの第5ゲームでのことで、前に走らされたゴファンがベースライン際にボール返球。その返球を、錦織は股抜きショットでゴファンの頭上を越すスーパーショットを決め、会場は大きな歓声と拍手が鳴り響いた。
大会初のベスト8進出を決めた錦織は、準々決勝で第7シードの
R・ナダル(スペイン)と対戦する。
錦織とナダルは今回が8度目の顔合わせとなる。対戦成績は、錦織から0勝7敗と過去1度も勝利したことがない。
錦織とナダルの大一番は、日本時間15日の午前7時半以降に行われ、コート・セントラルの第3試合に組まれている。
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