男子テニスツアーのロジャーズ・カップ(カナダ/モントリオール、ハード)は13日、シングルス3回戦が行われ、第7シードの
R・ナダル(スペイン)が予選勝ち上がりの
M・ユーズニー(ロシア)に6-3, 6-3のストレートで勝利してベスト8進出を決めた。準々決勝では第4シードの
錦織圭(日本)と第13シードの
D・ゴファン(ベルギー)の勝者と対戦する。
もし錦織と対戦する場合は今回が通算8度目、ナダルは過去7連勝している。
この試合、ナダルはストロークの調子が良く、いくつもウィナーを決めてペースを掴んでいた。ロングラリーが多く、どちらも譲らない接戦を繰り広げる中、最後はユーズニーのバックハンドがネットにかかり、ナダルが勝利した。
今回ナダルが勝利したことで、対ユーズニー戦は13勝4敗となった。
元世界ランク1位のナダルは、今季思うような結果を残せておらず現在は9位までランクを落としている。過去9度目の優勝を誇る全仏オープンでは準々決勝敗退。さらに、大会後の世界ランキングでは約10年ぶりとなる2桁台の10位へ転落した。
過去のロジャーズ・カップでは2005・2008・2013年に優勝しており、今回は大会4度目のタイトル獲得を狙う。
>>ロジャーズ・カップ対戦表<<
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