男子テニスツアーのロジャーズ・カップ(カナダ/モントリオール、ハード)は12日、シングルス2回戦が行われ、第7シードの
R・ナダル(スペイン)が
S・スタコフスキ(ウクライナ)を7-6 (7-4), 6-3のストレートで破り、2年ぶりの3回戦進出を決めた。今大会は上位8シードが1回戦免除のため、2回戦はナダルにとって初戦だった。
この試合、サーブ&ボレーヤーのスタコフスキの横を抜くパッシングショットを決めるなどで第1セットを先取したナダル。第2セットはサービング・フォー・ザ・マッチでブレークされるも、勢いが衰えなかったナダルがストレート勝ちをおさめた。
3回戦では予選から勝ち上がった
M・ユーズニー(ロシア)と対戦する。ユーズニーは2回戦で第9シードの
G・シモン(フランス)をストレートで下しての勝ち上がり。
ナダルは第4シードの
錦織圭(日本)と同ブロックに位置しており、両者が勝ち進むと準々決勝で対戦する組合せ。過去ナダルは錦織に7連勝している。
今年、元世界ランク1位のナダルはこれまでのような結果を残せていない。9度の優勝を誇る全仏オープンでは準々決勝敗退、ウィンブルドンでは2回戦で当時世界ランク100位台の
D・ブラウン(ドイツ)に敗れた。
過去のロジャーズ・カップでは2005・2008・2013年に優勝しており、今回は大会4度目の優勝を狙う。
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