男子テニスツアーのロジャーズ・カップ(カナダ/モントリオール、ハード)に第4シードで出場する
錦織圭(日本)は、初戦となる2回戦で世界ランク48位の
P・アンドゥハル(スペイン)と同251位の
F・ダンチェビッチ(カナダ)の勝者と対戦する。
29歳のアンドゥハルは、キャリア通算3勝をあげており、今年の7月に記録した世界ランク32位が自己最高位。
グランドスラムでは、今年の全仏オープン・ウィンブルドンの3回戦進出が自己最高成績となっており、今季は未だタイトル獲得には至っていない。
錦織はアンドゥハルと過去4度対戦しており、対戦成績は3勝1敗。2013年のマドリッド・オープン準々決勝で1度だけ敗れている。
直近では、4月のバルセロナ・オープン決勝で対戦し、この時は錦織がストレートで勝利して大会2連覇を果たした。
一方、ダンチェビッチは2003年のプロ転向から未だタイトル獲得には至っておらず、2008年に記録した175位が自己最高位。
錦織とは、昨年のデビスカップ ワールドグループ1回戦 日本対カナダのシングルスで1度だけ対戦。この時は、6-2, 1-0と錦織がリードした時点でダンチェビッチが腹筋の痛みにより途中棄権。よって、日本は通算3勝1敗となり、ワールドグループ制以降初のベスト8進出となる歴史的勝利を手にした。
ダンチェビッチは今大会に主催者推薦枠で出場しており、今年はチャレンジャー大会のみに出場しているため、今季初のツアー大会となる。
アンドゥハルとダンチェビッチの対戦は、11日のコート9 第2試合に組まれている。
>>ロジャーズ・カップ対戦表<<
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