男子テニスツアーのシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード)は大会4日目の6日、シングルス3回戦が行われ、第2シードの
錦織圭(日本)が第16シードの
L・マイェール(アルゼンチン)を6-4, 6-4のストレートで下し、2年連続のベスト8進出を決めた。
この試合で錦織は、第2セットでファーストサービスが入った時のポイント獲得率が100パーセントと、完璧なサービスゲームでマイェールを圧倒した。
準々決勝では、サービスで世界最速記録を保持している世界ランク62位の
S・グロス(オーストラリア)と対戦する。グロスはこの日、第7シードの
F・ロペス(スペイン)を下して錦織との準々決勝を決めた。
錦織と同じボトムハーフ(対戦表の下半分)に位置している第3シードの
M・チリッチ(クロアチア)は、第13シードの
S・クエリー(アメリカ)を2度のタイブレークの末に下して8強入り。準々決勝では18歳の
A・ズベレフ(ドイツ)と顔を合わせる。
錦織とチリッチが勝利した場合、両者は準決勝で激突することになり、昨年の全米オープン決勝以来の対戦が実現する。
トップハーフ(対戦表の上半分)では、シングルス2回戦で第1シードの
A・マレー(英国)を破る番狂わせを演じた
T・ガバシュビリ(ロシア)が、
R・ベランキス(リトアニア)にストレートで敗れ、ベスト8進出とはならなかった。
また、第4シードで昨年4強入りの
R・ガスケ(フランス)が第15シードの
J・ソック(アメリカ)に、第6シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)は
S・ジョンソン(アメリカ)にそれぞれ敗れて3回戦で敗退。
トップハーフは第8シードの
J・イズナー(アメリカ)、第15シードのソック、ジョンソンのアメリカ勢3選手とベランキスが勝ち進んでいる。
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