男子テニスツアーの下部大会であるナショナル・バンク・グランビー・チャレンジャー(カナダ/グランビー、ハード)は21日、シングルス1回戦が行われ、第3シードの
添田豪(日本)が
江原弘泰(日本)に1-6, 6-3, 6-0の逆転で勝利し、日本人対決を制して2回戦進出を決めた。
この試合の第1セット、添田は1度のブレークチャンスを活かすも、江原に3度のブレークを許し、このセットを落としてしまう。
しかし、第2セットからペースを掴み始めた添田は、江原の勢いを封じて試合の主導権を握り、第3セットでは江原に1セットも与えない試合を展開。2時間1分で勝利を決めた。
試合後、添田は自身のフェイスブックで「うれしいです。2回戦も頑張ります。」と綴っていた。
2回戦でN・クライボノス(アメリカ)と
内山靖崇(日本)の勝者と対戦する。
今季添田は、全豪オープン1回戦で
E・ウマー(スウェーデン)に勝利して2回戦に進出。しかし、
F・ベルダスコ(スペイン)に敗れて2回戦で姿を消した。
また、全仏オープン・ウィンブルドンもストレートインとなった添田であったが、いずれも初戦敗退となっている。
一方敗れた江原は、昨年の全日本選手権で見事優勝を飾った。
今季は、4月に行われたITFギリシャF5フューチャーズで優勝。7月13日に発表された世界ランキングでは、自己最高位となる378位を記録した。
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