テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は4日、男子シングルス3回戦が行われ、第9シードの
M・チリッチ(クロアチア)が第17シードの
J・イズナー(アメリカ)との死闘を7-6 (7-4), 6-7 (6-8), 6-4, 6-7 (4-7), 12-10で制し、辛くもベスト16入りを果たした。この試合は3日に行われるも日没のため4日へ順延し、2日間に及ぶ激闘となった。
この日、第5セットの第21ゲームから試合が始まり、チリッチが2ゲーム連取してゲームセットとなった。
4回戦でチリッチは、ノーシードの世界ランク105位
D・クドラ(アメリカ)と対戦する。
今大会では1回戦で予選勝者の
守屋宏紀(日本)、2回戦では
A・ハイデル=マウアー(オーストリア)を破り、イズナーとの3回戦へ駒を進めていた。
敗れたイズナーは2010年のウィンブルドン1回戦で
N・マウー(フランス)と対戦。その時はファイナルセット70-68で勝利したが、3日間にも及んだその試合はファイナルセットだけで8時間以上を要し、試合時間は11時間5分でテニス史上最長試合となった。
>>ウィンブルドン対戦表<<
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