テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は30日、女子シングルス1回戦が行われ、世界ランク94位の
土居美咲(日本)は2年連続の初戦突破とはならなかった。第17シードの
E・スイトリナ(ウクライナ)に6-3, 3-6, 2-6の逆転負け。試合後、悔しさをにじませた土居が試合を振り返った。
【会場でしか買えない 全英タオル】この試合、キレのあるフォアハンドを武器にした土居が第1セットを先取し、第2セットもゲームカウント2-0とリードする。しかし、そこから痛恨のスマッシュミスなどが影響してスイトリナに試合の流れを与えてしまい、1時間41分で逆転負けを喫した。
「差は感じなかった。ファーストセットの流れを継続出来るかが重要になってくる。シードを食う力があれば、上にいけると思う。しっかり磨いていきたいです。」
両者は昨年のウィンブルドン1回戦でも対戦し、その時は土居が勝利していた。
2011年のウィンブルドンでは予選から本戦3回戦まで勝ち進む快進撃をみせた。これは土居のグランドスラム自己最高成績となっている。
今年の全仏オープンでは初勝利をあげ、2回戦では元女王の
A・イバノビッチ(セルビア)をあと一歩まで追い込む接戦を演じていた。
また、この日は日本勢女子から
奈良くるみ(日本)も登場し、
M・リネッタ(ポーランド)の途中棄権により思わぬ形で2回戦進出を決めている。
(コメントはWOWOWから抜粋)>>ウィンブルドン対戦表<<
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