テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)大会初日の29日、男子シングルス1回戦で四大大会初優勝を狙う第5シードの
錦織圭(日本)が世界ランク55位の
S・ボレッリ(イタリア)に6-3, 6-7 (4-7), 6-2, 3-6, 6-3のフルセットで勝利して辛くも初戦突破。試合後、錦織は今大会第1シードで昨年覇者の
N・ジョコビッチ(セルビア)のようなスライドフットワークを1回戦で出来たことが嬉しかったと話した。
【会場でしか買えない 全英タオル】芝の滑りを活かしたスライドフットワークを得意とする世界ランク1位のジョコビッチは、2011・2014年のウィンブルドンで頂点に立っている。
そのジョコビッチのスライドフットワークを参考に、錦織はボレッリとの1回戦でトライしていた。
これまでは「怪我がこわかったので、練習中にやろうと思ったことがなかった。」と、錦織。しかし「試合中にやってみたら、コントロールして止まれた。ジョコビッチの試合を観ていて、自分もやれたらいいなぁと思っていた。」と笑顔で話し、手応えを感じていた。
2回戦では世界ランク60位の
S・ヒラルド(コロンビア)と対戦する。両者は今回が通算8度目の対戦で、錦織は6勝1敗と勝ち越している。
錦織とヒラルドの2回戦は、大会3日目の現地1日、センターコートの第2試合に行われる予定。
(コメントはWOWOWから抜粋)>>ウィンブルドン対戦表<<
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