女子テニスツアーのAEGONクラシック(イギリス/バーミンガム、芝)は19日、シングルス準々決勝が行われ、シード勢が順当に勝ち上がる中、世界ランク3位の第1シード
S・ハレプ(ルーマニア)が同43位のノーシード
K・ムラデノヴィック(フランス)に6-2, 0-6, 6-7 (4-7)のフルセットの末に敗れた。
【現地でしか買えない 全英限定タオル】この試合の第1セットはハレプが主導権を握り、ファーストサービスが入った11本中9本をポイントに繋げ、ムラデノヴィックに1度もブレークチャンスを与えずにこのセットを先取する。
しかし、第2セットに入ってから突然ペースを崩したハレプは、調子を上げてきたムラデノヴィックに攻め込まれ、自身のサービスゲームを1度もキープ出来ずに落としてしまう。
第3セットでは、両者1度のブレークでタイブレークまでもつれ込むも、最後に攻めきれなかったハレプは1時間51分で敗れ、準々決勝で姿を消すこととなった。
世界ランク3位のハレプは今大会、初戦となる2回戦で
N・ブローディ(英国)、3回戦で
K・クーカロバ(チェコ共和国)をいずれもストレートで下して準々決勝に進出していた。
今季は3大会でタイトルを獲得。昨年のウィンブルドンでは、準々決勝で
E・ブシャール(カナダ)に敗れるもベスト4を果たしている。
29日から始まるウィンブルドンへ向けて、その前哨戦である今大会で弾みをつけたいところであったが、ベスト4を前にノーシード選手に敗れることとなった。
一方、勝利した世界ランク43位のムラデノヴィックは、今大会1回戦で
A・リスケ(アメリカ)、2回戦で第5シードのブシャール、3回戦で第10シードの
B・ストリツォワ(チェコ共和国)、そして準々決勝で第1シードのハレプを撃破する快進撃を見せている。
準決勝でムラデノヴィックは、第6シードの
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)と決勝進出をかけて対決。
今大会のベスト4進出を果たしたのは、第4シードの
A・ケルバー(ドイツ)、第6シードのプリスコバ、第8シードの
S・リシキ(ドイツ)、ノーシードのムラデノヴィックの4選手となった。
>>AEGONクラシック対戦表<<
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