女子テニスツアーであるトップシェルフオープン女子(オランダ/スヘルトヘンボシュ、芝)は9日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク11位で第1シードの
E・ブシャール(カナダ)は同76位でノーシードの
Y・シュウェドワ(カザフスタン)に4-6, 6-1, 4-6のフルセットの末に敗れ、初戦敗退を喫した。ブシャールは今回敗れたことにより、2大会連続の初戦敗退となった。
この試合、ブシャールは第1セットをシュウェドワに先取させるも、第2セットで1度もブレークを許さず、1セットオールとする。
しかし、勝敗が決まる第3セット、ファーストサービスの確率は50パーセントをきり、2度のブレークに成功するもそれを上回る3度ブレークされて1時間54分で敗れ、初戦で姿を消した。
両者は今回が3度目の対戦となり、今回の結果によりブシャールは初めてシュウェドワに敗れることとなった。
現在25歳のブシャールは、今年の全豪オープン準々決勝で
M・シャラポワ(ロシア)に敗れるも、ベスト8入り。
しかし、マイアミ・オープンから3大会連続で初戦負け。ローマでは3回戦進出を果たすも、先日の全仏オープンでは初戦敗退を喫し、8日の世界ランキングでは5つ落としてトップ10圏外となる11位となった。また、今回の敗退で2大会連続の初戦敗退。
一方、勝利したシュウェドワは、今年の全仏オープンダブルスでは
C・デラクア(オーストラリア)とペアを組んで決勝に進出。第7シードの
B・マテック=サンズ(アメリカ)/
L・サファロバ(チェコ共和国)組に敗れるも準優勝を飾っている。
シュウェドワは2回戦で、世界ランク94位の
M・イラコビッチ(ニュージーランド)と対戦する。
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