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錦織「自分が許せなかった」

7日まで行われていたテニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)で、JW・ツォンガ(フランス)に2セットダウンからフルセットに持ち込む善戦を演じるも、惜しくも初のベスト4進出を逃した錦織圭(日本)が、自身の公式ブログで全仏オープンについて振り返った。

準々決勝でツォンガに敗れるも、初の8強入りを果たした錦織は「ツォンガに負けたのはすごく悔しかったですが、初のベスト8に入れたこととテニスの質は確実に上がってきてるので得たものも大きくありました。」と綴っている。

ツォンガ戦については「最初ミスが増えてしまった事によって自然と焦りがでてしまって、うまくいかない事にイライラしたり、風のせいにしてみたりと、どんどん悪い方向にいってしまってました。」

錦織はミスを連発し、ツォンガの勢いに圧倒されて1セットを落としてしまうと、第2セットもゲームカウント2-5の絶体絶命だった状況の中、第7ゲームが終了した時点で、観客席に金属片が落ちて観客が怪我を負うハプニングが起きた。

「当初は自分のことで精一杯だったので、何が起きたのか全く分からず体が冷えないうちに早く再開してくれ、と思っていましたが、この中断の間にコーチと話すことができ自分のしなきゃいけないことを明確に話してもらい、少しリラックスして真っ白だった頭に少し光が見えました。」と当時の状況を綴った。

ここから錦織の本来のプレーに戻り始め、いつの間にか試合は錦織ペース。2セットダウンから2セットを奪い返し、勝敗をファイナルセットへと持ち込んだ。

錦織は「良いプレーも出始めて少し自信を取り戻すことができました。ポイントの取り方も掴んできたし、プレーの質も良くなってました。」と綴っている。

勝敗がかかる第5セットでは、息を吹き返したツォンガの猛攻で錦織は試合の主導権をツォンガに奪われてしまい、ベスト4進出を逃すこととなった。

「紙一重だったと思いますが、この最後のセットに集中力を保てなかった自分が許せませんでした。」と錦織は悔しさを露わにした。

最後は「全仏でプレーするのが最近は楽しみになっているので、来年戻ってくるのが楽しみです。今はアメリカに戻っていて、心身共にリラックスして芝のシーズンに向けて体を整えます!」と綴っており、錦織はこれから始まるグラスシーズンへ向け調整し、4回戦が最高成績であるウィンブルドンで、再びグランドスラム初優勝へ挑戦する。


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(2015年6月8日16時26分)

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