女子テニスツアーの下部大会である東京有明国際女子オープン(東京/有明、賞金総額1万ドル、ハード)は7日、シングルス決勝が行われ、予選勝ち上がりでシード勢らを破る快進撃を続けてきた
牛島里咲(日本)が第1シードのL・ルキッチ(セルビア)を6-3, 6-4のストレートで下し、大会初の優勝を飾った。
この試合、牛島里咲は3度のダブルフォルトを犯し、ルキッチに3度ブレークされるも、それを上回る5度のブレークに成功してタイトルを獲得した。
牛島里咲は今大会には予選を勝ち上がって本戦入りを果たし、本戦では1回戦で第5シードの
岡田上千晶(日本)を撃破すると、その後第2シードのT・キナード(アメリカ)、第6シードの
久見香奈恵(日本)らシード勢を破る快進撃を続け、今回決勝では第1シードのルキッチも破って大会初の優勝を飾った。
敗れたルキッチは、ここまで1セットも落とさない安定した勝ち上がりを見せていたが、決勝では牛島里咲の勢いを止めることが出来ず準優勝となった。
また、同日行われたダブルス決勝では、第2シードの久見香奈恵/
高畑寿弥(日本)組が、第3シードのY・K・チャン(アメリカ)/
藤岡希(日本)組を6-4, 6-4のストレートで下し、優勝を手にした。
優勝した第2シードの久見香奈恵/ 高畑寿弥組
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