テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)に、厳しい予選3試合を勝ち抜いて本戦入りするも、第32シードの
F・ベルダスコ(スペイン)に敗れ初戦敗退となった世界ランク168位の
ダニエル太郎(日本)が、自身の公式ブログに全仏オープンについて綴った。
予選勝ち上がりのダニエル太郎は、元世界ランク7位で第32シードのベルダスコに3-6, 4-6, 1-6のストレートで敗れ、四大大会初の勝利とはならなかった。
「ベルダスコとの敗退は悔しかったですが、相手もその日良いプレイをしていて集中力が切れなかったので完敗でした。でも良い一週間が過ごせたので収穫はありました!」と綴っている。
全仏オープンの予選については「予選決勝は一番精神的にきつい試合でした。相手はベテランのフランス人でペースの全くないボールを打ってくる選手だったので、ミスを誘われてしまいました。完全なアウェーの環境の中でしたが、なんとか勝ちきれて本戦出場を決める事が出来たのは大変嬉しかったです!」と振り返っている。
最後に「これからのスケジュールですが、来週ドイツのチャレンジャーに出場、その次チェコの大会です。全英の前は芝での大会には出場しないですが、できるだけクレーで結果出せるように頑張って行きたいと思います!」と意気込みを綴った。
ダニエル太郎は、現在ドイツで行われているフランケン・チャレンジに出場しており、6日に行われたシングルス準決勝で第2シードの
B・ロラ(スロベニア)を撃破し、チャレンジャー大会2勝目に王手をかけた。
7日に行われる決勝では、元世界ランク22位の
A・モンタネス(スペイン)と対戦する。
>>全仏オープンドロー表<<
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