テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)で、大会初優勝と生涯グランドスラム達成を狙う第1シード
N・ジョコビッチ(セルビア)が、第8シード
S・ワウリンカ(スイス)との決勝戦に向けて意気込みを語った。
未だ全仏オープンのタイトルを獲得していないジョコビッチ。もし優勝すると、生涯グランドスラム(全豪・全仏・全英・全米の四大大会全てで優勝)達成となる。過去のグランドスラムでは、全豪オープンで5度、ウィンブルドンで2度、全米オープンで1度の優勝をしている。
準決勝、ジョコビッチは第3シード
A・マレー(英国)と2日間に及ぶフルセットの死闘を制し、ワウリンカが待つ決勝へ駒を進めた。
「(マレーとの)準決勝はフィジカル的に楽な試合ではなかった。でも決勝は問題ないね。」
2012・2014年の全仏オープンでも決勝進出したジョコビッチは、いずれも
R・ナダル(スペイン)に敗れ準優勝に終わっている。その2試合の最後は、ジョコビッチのダブルフォルトによって決勝戦に幕が下りている。
だが、今年はナダルに準々決勝でストレート勝ちしているジョコビッチ。さらに今季好調のジョコビッチは、全豪オープン優勝、さらに出場したマスターズ4大会でタイトルを獲得して、全仏オープンへ出場している。
決勝戦に向けて「自分の中にある全てを決勝のコートで出し尽くして、その結果、優勝出来れば嬉しいね。」と、話した。
ジョコビッチとワウリンカは、今回が通算21度目の激突。
両者の決勝戦は大会最終日の現地7日、センターコート・フィリップ・シャトリエの第2試合に組まれている。
(コメントはWOWOWから抜粋)>>全仏オープン対戦表<<
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