テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は1日、男子シングルス4回戦が行われ、大会初優勝を狙う第1シードの王者
N・ジョコビッチ(セルビア)が、地元の期待を一身に受ける第20シードの
R・ガスケ(フランス)を6-1, 6-2, 6-3のストレートで下し、危なげなくベスト8進出を決めた。準々決勝では、第6シードの
R・ナダル(スペイン)と対戦する。
今季ジョコビッチは、全豪オープンで優勝。さらに、出場したマスターズ4大会全てでタイトルを獲得しており、全仏オープン初優勝に向けて最高の状態で臨んでいる。
ジョコビッチは四大大会で唯一優勝していない全仏オープンに優勝すると、悲願の生涯グランドスラム(全豪・全仏・全英・全米の四大大会全てで優勝)達成となる。
準々決勝で対戦するナダルとは、今回が通算44度目の顔合わせ。両者は過去43度対戦しており、全仏オープンだけで見るとナダルが6戦全勝。
一方、敗れたガスケは、地元声援を後押しに戦ったが、大会初のベスト8進出とはならなかった。
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