テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は1日、男子シングルス4回戦が行われ、6年ぶりの全仏制覇を狙う第2シードの
R・フェデラー(スイス)が 第13シードの地元
G・モンフィス(フランス)を6-3, 4-6, 6-4, 6-1で下し、大会2年ぶり11度目のベスト8進出を決めた。
この試合は前日の31日に行われていたが、不安定な天候により試合の進行が遅れてしまった。そのため、フェデラーとモンフィスの試合はセットカウント1-1の時点でこの日に順延となっていた。
4回戦、第3セットをとったフェデラーは、第4セットで失速したモンフィスを圧倒。最後はモンフィスのフォアハンドがアウトし、ゲームセットとなった。
両者は今回が13度目の対戦。全仏オープンだけで今回が4度目で、フェデラーの4戦全勝となった。
フェデラーは準々決勝で、第8シードの
S・ワウリンカ(スイス)と対戦する。
またフェデラーがワウリンカに勝利した場合、準決勝では第5シードの
錦織圭(日本)と第14シードの
JW・ツォンガ(フランス)の勝者と顔を合わせる。
過去の全仏オープンでフェデラーは、2009年の決勝で
R・ソダーリン(スウェーデン)を下して大会初優勝を飾っており、2006・2007・2008・2011年には4度決勝進出を果たしていたが、いずれもクレーキングの
R・ナダル(スペイン)に敗れた。
一方、敗れたモンフィスは2・3回戦でフルセットの戦いを強いられていたからか、第4セットではトレーナーに治療を受けるなど、フェデラー戦では本来の力を発揮出来なかった。
>>全仏オープン男子ドロー表<<
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