テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は25日、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク4位で第4シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)に0-6, 5-7, 3-6のストレートで敗れた19歳の
西岡良仁(日本)。試合後、自身のプレーについて振り返った。
>>全仏オープン関連商品はコチラ<<この試合、第1セットから西岡良仁はベルディヒの勢いにおされ、1ゲームもとれない一方的な展開を強いられるも、第2セットの第2ゲームから流れを変え、持ち味の粘りのあるプレーと俊敏なフットワークが光り始めてベルディヒと対等のラリー戦を繰り広げる。
西岡良仁自身も「思いっきり打てて良かった。」と述べていた。
しかし、ベルディヒのストロークに圧倒された西岡良仁は、自身からポイントを獲得することが出来ず、初戦敗退を喫した。
今回の試合について「ストロークの中で、自分が粘っているだけだとすごいコーナーに打たれて、自分も反応出来ないくらいのショットを打たれるので、そのあたりを経験出来て良かったかなと思います。」と振り返っていた。
今大会、予選を勝ち抜いて全仏オープン初の本戦出場を果たした西岡良仁。昨年の全米オープンでも、予選3試合を勝ち抜いてグランドスラム初の本戦入りを果たしたが、本戦1回戦で体調不良により途中棄権となった。
また、現在19歳の西岡良仁は昨年のアジア競技大会決勝で第1シードの
ルー・イェンスン(台湾)を撃破し、40年ぶりの金メダルを獲得している。
その他の日本勢は
添田豪(日本)、
伊藤竜馬(日本)、
ダニエル太郎(日本)が1回戦敗退。男子は第5シードの
錦織圭(日本)のみが2回戦進出となった。女子は
奈良くるみ(日本)、
土居美咲(日本)が2回戦へ駒を進めている。
(コメントはWOWOWから抜粋)>>全仏オープン男子ドロー表<<
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