男子テニスツアーのマスターズ大会であるBNLイタリア国際男子(イタリア/ローマ、レッドクレー、賞金総額3,830,295ユーロ/優勝賞金628,100ユーロ)は14日、男子シングルス3回戦が行われ、第2シードの
R・フェデラー(スイス)が第15シードの
K・アンダーソン(南アフリカ)に6-3, 7-5で勝利し、準々決勝進出を決めた。
両者は今回が3度目の対戦となり、今回フェデラーが勝利したことによって対戦成績を3勝0敗とした。
第1セットからフェデラーは圧倒的な力を見せていた。第2ゲームで早くもブレークに成功したフェデラーは、サービスゲームで確実に流れをつくり、アンダーソンに1度もブレークする隙を与えずに第1セットを先取。
続く第2セット第1ゲームからブレークに成功したフェデラーは、多彩なプレーでアンダーソンを翻弄し、第7ゲームで2度目のブレークに成功。第8ゲームでマッチポイントを握ったフェデラーであったが、ミスを連発しアンダーソンにこの試合初めてブレークを許すと、ペースが崩れたのか、第10ゲームもアンダーソンにブレークされる。
だが、続く第11ゲームで立て直したフェデラーは、確実にポイントを獲得してブレークに成功。最後はアンダーソンのフォアハンドがアウトし、1時間15分で勝利して準々決勝に進出した。
世界ランク2位のフェデラーは、同大会で2003・2006・2013年の3度決勝に進出しているが、いずれも敗れて準優勝となっており、タイトル獲得には至っていない。今回大会初優勝を狙う。
勝利したフェデラーは、第6シードのベルディヒとフォニュイーニの勝者と対戦する。
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